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『君たちは、どう生きるか?』を観て
宮崎駿監督の新しい映画を観てきました。広告もない、筋書きもない、パンフレットもない、不思議な映画ですが、人気はいっぱいあって、心理学のお友だちから誘われて観てきました。 なんか、和製のハリーポッターの映画のような気がしました。ハリーポッターの映画って、観たからって筋書きを説明したり、登場人物の解説や、出来事の説明や、できないですよね。何がどうなったのかよくわからないけど「よかった」というような、そんな映画です。 主人公の少年が、あの世とこの世を結ぶ入り口に出会い、インディー・ジョーンズの映画のような冒険をしながら、行ったり来たりするという、説明できない映画です。 登場人物(?)や動物や植物や状況や〜にも、それぞれ深い意味があると思いますので、興味津々。監督さんも、自分の脳の中をひっくり返して創られたと思います。 暑いですから、涼し過ぎる映画館の中で、ぜひ、面白いけど、説明しにくい、自分だけの解釈を楽しめる映画に、出会ってみてください。 |
サギソウの球根からふた葉
故郷の同窓会を開催できないことを病んだ同級生が、全員に10個の質問を出して、返事をもらい、返事の手紙をまとめて<お手紙同窓会>なるものを企画しました。 この仕事が、編集者の経験のあった私に白羽の矢が立って、質問作りから、返事のまとめ、冊子作りまでを引き受けました。 その<お手紙同窓会>の表紙にしたのが、東京の同級生の康夫くんが送ってくれた<サギソウ>の写真でした。 綺麗な花とは知っていましたが、清楚で素晴らしく、感動しているところへ、別のお友達から<サギソウ>の株を分けたいのだけれど欲しい、育てたい人はいませんか?とメールが入りました。 すぐに友達に、「欲しい!育ててみたい!」とメールを打つと、持参して、しかも鹿沼土などを買いに行って、植えつけてくれました。 ゴマ粒2つ分くらいの小さな小さな球根が、今では3センチくらいのふた葉になって! 感動です。 秋の花ですが、今年の秋には間に合わないそうで、来年に咲くといいね〜という感じです。 初めて育てることになった<サギソウ>。 来年は、可憐な花に出会いたいものです。 |
 ナマわかめからの干物作り
春の声が聞こえそうになると、 毎年のように1キロくらいのナマわかめがやってきます。 茎についたままの1本状態のわかめを洗って。 お湯を沸かして、色が変わるまでサッとゆでて。 酢の物に、サラダに、お味噌汁にと格別の生々しい味ですが、 それでもまだありますというときは、 洗濯物を干すように並べて干していきます。 1〜3日で水分が飛んで、カラカラしてきますので、 袋に入れて、冷蔵庫で保存します。 海の近くに住んでいることのお陰さま。 ノルディックウォーキングの途中で、散歩の時になど、 自分で採取しに行ける場合は、よりナマナマですね。 春の海の恵みの味を楽しみましょう。 |
 お正月の贈り物
お正月の1日、3日〜5日は娘や息子たちや、予約が入っていましたが、 2日に、たまたまお客様がない予定だったのです。 そこで、おせち料理はあるし、お雑煮もできますということで、 一人暮らしのお友達で、 「お正月には、おせちも作らないし、何もやりません」 と言っていた人に声をかけました。 やってきたので、大皿におせちセットを作って食べてもらいました。 そのとき、お土産にともらったのが、 2匹の猫の絵を描いた、まあるい石でした。 そして、書かれていた言葉が、 「しわわせ いっぱい おいで おいで」 なんていいですね〜〜と思って、ご紹介します。 サインは『え』とありますが、さて、どんな人が描かれたのでしょう。 お手紙を書くときの挿絵に、この言葉を使わせてもらおうかと思っています。 『え』さま、お友達さま、お正月からありがとうございます。 |
クリスマスカード
「被災地にクリスマスカードを届けましょう!」 というフェイスブックでの呼びかけに応えて、 毎年、それも一年中、クリスマスカードを5000枚くらいつくっては、 元締めの中央大学の名誉教授先生のところに送ってきました。 先生は、日本中のみならず、世界中からカードを集めては、 毎年被災地の学校に当てて送ってこられました。 その運動ももう11年になり、そろそろ〜という声も。 10年前は、阪神淡路大震災の後でもありましたから、 声をかけたらアッという間に13のグループができたのですが。 歳をとったり、引越しをしたりで、2グループだけになってしまいました。 が、1ヶ月ほど前に、遊びに見えたお友達が、非常に興味を持って、 クリスマスカードをつくることになったり〜しながら、 今年もクリスマスが近づいてきましたので、 1年かけて、書きためた5000枚をいろいろな種類ごとに分けて、 20枚をひとまとめにして、11月末に名誉教授先生のところに送って、 クリスマスには被災地の子どもさんの手元に届くようにと。 さあ、もう少々、追い込みます。 今年も多分5000枚を超えたと思っているのですが、 さてさて〜、20枚ずつまとめてみての楽しみです。 |

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針と糸に夢中
なんか近頃、仕事の合間を縫っては針と糸に夢中です。 昨日は断捨離箱に入ったまま、 どうしても処分できなかった夏のチュニックを。 布がしっかりしているのですが、愛用しすぎて、 でもお別れはできなくて、悩んで〜。 肩の見返しが擦り切れていて、 身ごろ全体が白くなって焼けているし、 でも、もっと着たかったのに〜と、3年くらい寝ていた服でした。 で、悩んだ末に、染めて繕ってみる決心をしました。 初めてなのに、染料を、コンピュータでポチッと買うには、 自信がなかったし、店員さんのアドバイスも聞きたくて、 木綿のための染料を探しにユザワヤまで。 慣れない買い物に、ためつ、すがめつ、ゲット。 500ccの熱湯と、3、5リットルのぬるま湯を用意。 溶かして、合わせて、混ぜながら煮込んで、塩を入れて、 できるだけしっかりと(ゆるゆるで大丈夫でしたよ〜?) 30分も、グツグツと(ときどき?)かき回しながら、煮て。 布に色が映ると、染め液が透明になってびっくり。 なるほど、面白い。 ここまで、約1時間。 最後に、色が出なくなるまで流水で水洗いして、 洗濯して、白いタオルに色移りするか調べながら、脱水して、陰干しに。 ノルデックのタオルをお揃いの色にしたくかったのと、 肩のほつれを直す用のバイヤスと、 白いマスクを一個(^◇^)も一緒にして染めました。 陰干し状態で、窓辺でゆらゆら揺れる30年前の古いチュニック。 乾いて、肩のほつれを直したら、 十分中古からのよみがり品、できあがりで〜す。 |

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ファーマーズマーケットの楽しみ
今いろいろなところで、有機栽培の農家さんが、 町の人たちに知って欲しいのと、農作物を提供したいのとで、 ファーマーズマーケットが開かれています。 パリやローマなどでも、 街角でいろいろなマーケットが開かれていて、 手軽に、新鮮な、採れたてのお野菜をゲットすることができます。 毎週土曜日に20〜30軒くらいのお百姓さんを中心に、 豆腐屋さん、ケーキ屋さん、パン屋さん、ランチ屋さんなんかが 集まっているのに出会ったら、 ぜひ、ちょっと寄ってみたいものですね。 何しろ新鮮。 神戸のマルシェには、トウモロコシが木になったまま運ばれてきていて、 自分で収穫できるところもあります。 楽しむことのできる場所や、行事、仲間がいっぱいあることが、 健康の秘訣かもしれませんね。 努力して、楽しいことをいっぱい集めて暮らしましょう。 |

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相手のためにするガマンの良し悪し
東京都 吉田ひなこ 好きな人ができて、お付き合いを始めてから2年。 なかなか結婚の話にまで進まないのです。 特に食事ですが、彼は洋食派で、私は和食派。 デートのたびに悩むのですが、私ついガマンしてしまって、 あんまり食べたくないイタリア料理におつきあいを。 食事中は気がすすまないお料理ですから、 美味しそうな顔をすることができなくて。 先日、ボソッと言われてしまいました。 「僕さ、お料理が好きでね。結婚相手は、 お料理が好きな人がいいな? と思っていたんだけど、 食べることがあんまり楽しそうじゃないので、 お料理担当はボクになるかと思うと、ちょっとね」 びっくりして、そして考えました。 私にとっては、もう二度と出会うことがないだろうと思えるほど 素敵な人だと思って、遠慮したり、ガマンしたりしていたのですが。 心機一転。 和食デートに誘い、銀杏の焼き方や、ユバの煮物を説明し、 作る楽しさを披露しました。 すると彼は、 「僕の知らない世界を知っているね! 素晴らしい!」 と感激してもらうことができて、トントン。 夏前にゴールインできることになりました。 相手のためにガマンは必要ですが、してはいけないガマンのあるんですね。 人生かけての反省!でした。 |

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これからは目と足の医者を目指せ
身体メンテナンスの整体の先生が言うには、 若い自分が、いまから仕事を選ぶとしたら、 目のケアと、足のケアのできる人になる……って。 目は、テレビやスマホやタブレットで、 子どもからどんどん悪くなるだろうし、 若い頃からケアが、必要になっていかざるを得んと思う。 足はナ、ダイエットや小食で、 若い女性の足が鹿みたいになっとって、人生を支えきれん。 平均寿命まで動く身体に耐えられんようになる。 いまから、目と足の医療は大切になると思うわ。 若かったら、ここを担当したいわ。 今までの日本人、どっしり足が、人生支えてきたのに、 大事にしないとなナ……だそうです。 たしかに、80年間、いろいろな時期を支えてもらった足。 マゴ2のニックネームは<バンビ>。 マゴ5は、やっと買ってもらえたタブレットに夢中。 センセの言うこと、お知らせしときますね。 とにかく今日は、毎日酷使中の足と目に大感謝です。
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愛いっぱいの切り紙の箱
被災地へ送るクリスマスカードを、 もう11年も作ってきました。 クリスマスカードを作るために、サンタさんや、クリスマスツリーや、 プレゼントの箱や、リボンや、星や、水の結晶を、 前もって作っておくのですが、 中でも一番出番が多いのは赤いハートの形の切り紙。 たくさんになると、見ているだけで愛がいっぱいな感じがして、 ほかほかしてきます。
写真に撮って、ハガキに仕立てたり、 引き伸ばして写真立てに入れたり。 実際に、プレゼントカードに使ったり、楽しめます。 こんなカードがハンドバッグに入っているだけど、
ホカホカします。 |

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ろうそくの灯火の温かさ
わが家の初詣は、下町の小さな稲荷神社さん。 亡き主人の父親の名前が、鳥居さんの右側の柱に ほんの10センチくらいの大きさで書いてあって。
その神社に息子とお嫁さんんとマゴとで。
その神社のろうそくの灯火は、 なんか〜1年中のお守りのようで大切な温かいものです。 |

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