相手のためにするガマンの良し悪し
東京都 吉田ひなこ 好きな人ができて、お付き合いを始めてから2年。 なかなか結婚の話にまで進まないのです。 特に食事ですが、彼は洋食派で、私は和食派。 デートのたびに悩むのですが、私ついガマンしてしまって、 あんまり食べたくないイタリア料理におつきあいを。 食事中は気がすすまないお料理ですから、 美味しそうな顔をすることができなくて。 先日、ボソッと言われてしまいました。 「僕さ、お料理が好きでね。結婚相手は、 お料理が好きな人がいいな? と思っていたんだけど、 食べることがあんまり楽しそうじゃないので、 お料理担当はボクになるかと思うと、ちょっとね」 びっくりして、そして考えました。 私にとっては、もう二度と出会うことがないだろうと思えるほど 素敵な人だと思って、遠慮したり、ガマンしたりしていたのですが。 心機一転。 和食デートに誘い、銀杏の焼き方や、ユバの煮物を説明し、 作る楽しさを披露しました。 すると彼は、 「僕の知らない世界を知っているね! 素晴らしい!」 と感激してもらうことができて、トントン。 夏前にゴールインできることになりました。 相手のためにガマンは必要ですが、してはいけないガマンのあるんですね。 人生かけての反省!でした。 |